もくれんの映画と読書日記

趣味のかたよった読書と映画鑑賞の日記です。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

役者さんたちの迫力とリアルな不気味さに今みるとけっこう怖い「八つ墓村」

何度か見たことがあって、すごい人たちが出演しているのは覚えてたけど、今回十数年ぶりに見て、双子の老婆の片方が市原悦子さんだと気づいて驚いた。なんか聞いたことあるぞこの婆さんの声と思ったら、そうだった。やっぱり違うわ、うまいわ。 八つ墓村 萩…

ヨシタケさんの空想・妄想が楽しい「あるかしら書店」

ヨシタケシンスケさんの本を初めて見たのは何かの展覧会だった。もちろん絵本がらみの展覧会だったと思うけど、なんてかわいらしい人物たち…と動揺してしまった。 なんで動揺したのかというと、この先この作者の本を買いあさりそうな自分が見えたから…。絵本…

お待ちしてましたナイブズアウト続編「グラスオニオン」

ナイブズアウトの続編を待ち望んでいたので、ワクワク状態の視聴。 「面白い」という感想も聞いていたので、早く見たかったのだが、年末からなかなか余裕の持てる2時間が作れなくて、先日ようやく鑑賞にこぎつけた。 写真ダニエル・クレイグ サイン入り サイ…

いろんな意味で引っ越しが慎重になる日常系ミステリー「Iの悲劇」

題名だけで、怪しい密室殺人の本格推理小説と勝手に思いこんでいた。実は日常系の連作短編小説でした。 Iの悲劇 (文春文庫) 作者:米澤 穂信 文藝春秋 Amazon 「Iの悲劇」の I は、Iターンのことで、6年前に廃村となった集落に、新しい住人を呼び込み村を甦…

探検と怪奇現象を楽しめるタイトルに合わない贅沢B級ホラー「地下に潜む怪人」

まるで少年探偵団の題名のようなタイトル。このタイトルを真に受けて地下にどんな怪人が潜んでいるんだと期待する人は見ない方がいい。特に怪人なんていないから。 地下に潜む怪人 [DVD] パーディタ・ウィークス Amazon B級ホラーとはいえ、原題が凝っていて…