あまりにもカッコ良い人が勢ぞろいなので見たのだけど、
あまりにも難しすぎる(;´∀`)
東西冷戦下の時代、ソ連との情報戦を繰り広げていたスパイたち、通称サーカスといわれるイギリスの秘密情報部。
その中に、「モグラ」と言われるソ連と通じるスパイがいるという情報がもたらされる。
仲間の中にいるモグラの発見を命じられたのが、引退したスパイ「スマイリー」ことゲイリー・オールドマン。彼は様々な人たちを訪ね、話を聞き、モグラの存在を暴きだしていく…。
派手なアクションもほとんどない、ものすごく地味な映画。しかも音楽がほぼ流れていない。
スマイリーと共に行動しながら頭の中を整理していくが、これがまたすごく難解。まず、誰が誰だか名前を把握することから始まる。
がんばって話についていこうとした結果、
「あー、もおー、わからん!」
となるのだけど、見入るところは見入ってしまうし、途中でやめるなんてことはサラサラできない。
それに舞台の町並みや小道具やらがいちいちオシャレすぎて…(*^。^*)
加えて、みなさんカッコ良すぎて…(*‘∀‘)
引退したカッコ良すぎるおっさんスパイのゲーリー・オールドマン
頭脳派ではなく、汚れ仕事を担うスパイのトム・ハーディー
どこがカッコいいのかわからないんだけど、かっこいいマーク・ストロング
もう文句なしにカッコいいコリン・ファース
このメンバーの中ではひたすら若造に見えてしまうベネディクト・カンバーバッチ
で、結局モグラは誰だったのか。
「え、この人だったの?…え、違うの?…え?え?」
ものすごく多くの受賞歴があるこの映画。
わからないやつはついてこなくていいよ
って、言われているみたいな置いてきぼり感。
これがアメリカ映画だったら、
「うるせーわ!」
という気になるんだけど、
「わからない私がバカです」
と、言ってしまうのはイギリス映画に飲まれる体質だからか。
それとも俳優陣のジェントルマンたちのなせるわざか。