もくれんの映画と読書日記

趣味のかたよった読書と映画鑑賞の日記です。

「アナベル死霊博物館」は怖いを通り越して楽しい!

怖いという感情を通りこして、最近ではワクワクしてしまう死霊館シリーズ。

今回はそんなファンをキャッキャッと言わせてくれるお愉しみがたくさん盛り込まれていた。

当然アナベルは大活躍してくれてる。

呪怨のオマージュまで見せてくれる大サービス。

あの不気味を極めた顔が、かわいくさえ思えてくるわ。

 

 

 

 

劇中のテレビの画面に、本物のアナベルを連想させる人形が出てきて「おっ」と思わせてくれる。

本物のアナベルって、アメリカの郷土人形ともいうべき「ラガディ・アン」なんですね。どっかの画像で本物見たけど、ただの可愛らしいぬいぐるみ。ちょっとはにかんでいる表情にすら見える素朴な姿で、ガラスケースに封印されている状態が逆に怖い。

 

人形というのは、別にいわくがなくても怖い。うちの市松人形も中古でも何でもないけど、子供が小さい頃から怖がってしょうがなかったので、見えないように前面にウルトラマンのジグソーパズル置いてる。

震災の時にあらゆる物が吹っ飛んでぐちゃぐちゃになっていたのに、この人形だけ平然とタンスの上に乗っていたのには、さすがに引いた。まあ偶然だけども。

市松人形嫌いな人はけっこう多い。私も嫌い。これ姑さんがくれたので捨てるに捨てられない。人形ってほんと処分に困る。

 

死霊館の本物といえば、ウォーレン夫妻。もうあのお二人の配役以外考えられなくなってる。他の俳優さんが演じると、きっとものすごい違和感だろうなあ。

今回舞台になった夫妻の博物館も実際にあるようで、映画ではそのままの雰囲気がすごく出ている。ちょっと行ってみたくなったりして…。

 

博物館の中に収められているいわくつきの物たち。それぞれがどんなエピソードを持っているのか、その恐ろしいお話を教えてほしい。今回も新しいキャラが出演して、まだまだお話の幅が広がる余地が溢れてます。

嬉しいったら。