もくれんの映画日記

趣味のかたよった読書と映画鑑賞の日記です。

“ばあちゃんの場面”が一番怖かった

とっても楽しみにしていた「IT THE END」

絶対面白いだろうと思っていたけど、予想どおり面白かった。

 

 

 

 

前作にも増してペニーワイズの存在感がすごい。
逆に言えば、ペニーワイズ無くしてはあり得ない。というか、「ビル・スカルスガルド」でなければあり得ない。あんなにカッコいいのに。

 

子供目線のドキドキ感なので、「ひゃーひゃー」言いながら見れるけど、「ひぃー」という怖さはない。ただ一箇所、何が怖いって中盤で出てくるばあちゃんが1番怖かった!

ベバリーが昔住んでいた家を訪ねる場面で、現在そこに住んでいるばあちゃんが…
あの動きったら……
あの表情ったら……

この映画の中であのシーンだけ空気感が違う。
死霊館」みたいな感じ。
子供目線で見ると、「あ、なんかこのばあちゃんおかしい」って気づくレベルで、怖さまでいかないのかもしれない。むしろ正体を現した時の方が怖い。
でも大人目線で見ると、正体現す以前の方が怖い。
あのばあちゃんの怖さは実はとても現実的で、居てもおかしくない人の怖さ。

変な動きの変な人は、子供にとっては「奇妙、好奇心、何かあるぞ」という対象。その後に起こる恐怖への予感。
大人にとっては「ひいー、危ない危ない、普通じゃない」で、ひたすら怖い怖い。その人の今の状況が怖い。

 

ミラーハウスも怖かった。子供の頃、母親の実家の近所の遊園地にあったのでよく行った。さほど怖いとも思わずけっこう好きだった。
真ん中に化け物のマネキンが立っていて、それが不気味なんだけど、迷路の目印にもなってて。
ミラーハウスも大人になった今の方が怖いかも。
ただの鏡なのに、いろんなよけいなこと考えてしまうからだろうな。ただの迷路ではなく。

 

前作同様ノスタルジーいっぱいのホラー。
子供の頃の友達って、ただ漠然と友達だったっていうより、何か小道具や風景と繋がってることが多い気がする。
これを見たらあいつのことを思いだす、とか、ここに来たらあの子のことを思いだすとか。

会ったら幻滅するやつもきっといるだろうし(自分も含め)。
映画のラスト近くで、ガラスに映った彼らのように、いつまでも記憶の中の少年少女でいようよ。

 

それにしても、続編とはいうものの、前作見てないとさっぱりわからないんじゃないかな。この映画の展開。