ようやく「バッド・ボーイズ」を フォーライフまで見終えることができた。
劇場で観たらさぞかし迫力満点で楽しいことだろうと思うけど。DVDでも十分幸せ。
映画を見れる時間がとれたというだけでも幸せ。
とにかく何も考えずに楽しめる。壮絶なアクションとコメディの応酬は最新作まで変わりなくて、嬉しい。バッドボーイズ2が2003年の公開だから、恐ろしい月日がたっているのだけど、ウィル・スミスの若々しさはやっぱりすごいね。
マーティン・ローレンスの太っちょぶりには驚いたけど。正直、バッドボーイズ以外見る機会なかったんで。最初ウィルスミスが助手席に別の人乗せてんのかと思ったもん。
2人のおきまりのコントのようなやりとりも懐かしくて楽しくて。
相変わらずのお下劣ジョークも笑える。
個人的には「バッドボーイズ2」の電気店での場面が相当お気に入り。あのマーティン・ローレンスの表情が絶妙に笑える。
3作のうち、一番ファミリー向けはどれ?と言われると、この最新作かな。なんか丸いんですね。どこがと言われてると困るけど、全体的な雰囲気が。
だって、マーカス(マーティン・ローレンス)に孫ができるとこから始まるんやもん。
家族大好き刑事のマーカスに加えて、いちだんと親子とか家族とかのつながりが深くなっている刑事たちが、身近ではあるけど、正直少し寂しかったり切なかったりもする。
仲間から家族へとシフトが変わったような感じがした。まあ、新しくカッコいい若い仲間たちも登場して、活きの良さは十分なんだけど。
カッコよく年をとることは、これからの私たちにとっても生きる課題の1つだと思っているので、映画の中の人物や役者さんたちの様子はとても気になるし参考になる。
自然体でカッコいい年配の人に出会うと、嬉しくなってじっくりと観察してしまうけど、カッコよく年をとるとは、若作りすることではないし、自然体でいるということは、ほったらかしということでもないと思う。
その辺の境目はなかなかむずかしいものだ。自分を客観的に見るのは年齢に関わらずむずかしいものだなとつくづく感じる。
危険な任務から足を洗い、家族との時間を楽しみたいと望むマーカス。まだまだ現場で暴れたいマイク(ウィル・スミス)は、若いにーちゃん刑事とお互い反発し合う。
微妙な年齢にさしかかった2人の言動は、1人の人間の中にある2つの心を見ているようだ。
最近物忘れと失敗が多い。
ダンナの好きなカルピスをどこにしまったか忘れて、今朝も手洗いの洗濯ものをゴリゴリとおまかせコースで洗ってしまった。
なに、だいじょうぶってことよ。ジャパンメーカーの洗濯機ならおまかせできるわ。