もくれんの映画と読書日記

趣味のかたよった読書と映画鑑賞の日記です。

ワンパターンのホラーの続編を覆す「エスター ファースト・キル」

劇場で見ようと思っていながら見逃した。
早々映画配信に飛びつく。

 

予想では
同じキャストでは無理があるのではないか。
前作の終わり方が続きっぽいので、そこからまた新たな狂気と悪事が始まり、結局同じパターンなのではないか。

 

エスター ファースト・キル

エスター ファースト・キル

  • イザベル・ファーマン
Amazon

 

であったが、見事に裏切ってくれた。これは面白い。
ファーストキルってことで、エスター誕生の秘密を明かしてくれる。
基本的にやっぱりこれは、確かに続編であって、前作を見てないと値打ちがない。

 

ある町で行方不明になっていたエスターという少女。
その事実を見つけたのが、悪賢い主役の狂人エスター。

 

彼女は予想通り、その家族にエスターとして入り込む。
そして予想通り、あらゆる手段でだましごまかし、自分の思い通りにいろいろとしでかしていくが――

 

本物のエスターを家族と共にずっと探し続けていた刑事さんが、どうやら偽エスターに疑問を持ち始める。

 

その刑事さんに予想通り災難がふりかかるが、その辺りから突然「えっ?」という展開になる。えっ、どういうことなんだ。

 

そこからはもう目が離せない。
ある意味、エスターの本当の姿や本性を知ってて見るから面白い展開になっていく。

そうきたかあ!と感心。
確かに同じキャストでも違和感がない。

 

これはバッドエンドなのか?
いや、ハッピーエンドだろ?

気が付いてみればホラーというより、サスペンスの域に突入していた秀作でした。
続々編もお待ちしてます。