もくれんの映画と読書日記

趣味のかたよった読書と映画鑑賞の日記です。

凝った部屋を見ているだけで楽しい脱出ゲーム「エスケープルーム」

謎の招待状に導かれ、命がけの脱出ゲームを体験させられる羽目になった6人。

 

 

「CUBE」を彷彿とさせる登場人物の少なさと設定。
違うところは、CUBEが持つ独特の不気味さと暗さがないこと。
1つの部屋から脱出し、次に待つ部屋は同じような部屋ではなく、まったく造りの違う部屋なのが面白い。

 

灼熱の部屋、極寒の部屋、逆さまの部屋などなど。
部屋の内装とか細かい部分を見ているだけで楽しい。
施された仕掛けや暗号を解いていく設定は、「なるほどなるほど」という感じで素直に入りこめる。

 

冒険ものに独自の不気味さが加わった感じ。
CUBEの顔ぶれがなぜ集められたのかわからなかったことに対して、こちらは彼等に共通点があることに気づく。
過去に壮絶な体験をしてきたからこそ、できることや解ける謎。

 

流行の脱出ゲームを題材にしているとのことだが、確かに複雑なストーリーではないので見やすい。

 

でもラストがわからなかったんよなあ~意味があ。
ストーリーとしては、よくあるホラー映画的な結果で完結しているんだけど、とってつけたようなラストのワンシーンがくっついている。


で、調べてみたらそういう人いっぱいいて、どうやら第二弾が作られるらしい。
やっぱりなあ。ものすごく思わせぶりなラストだもの。

 

ファイナルデッドシリーズみたいなおもしろさがある。
きっと作るの楽しいだろうなあという、ゲーム感覚の恐怖。
第二弾はもういいかなあ~と直後は思ったけど、おそらく絶対見てしまうだろうな。